ネットワーク遅延
国立研究開発法人 情報通信研究機構 時空標準研究室
Last update: 2007/05/21
ケーブル伝搬遅延
機器通過遅延
- store and forward方式によるパケットサイズエフェクト
- インテリジェントタイプにおけるジッタの増大
キューイング遅延
パケットサイズ
ネットワークを流れているパケットの長さは長短に偏在している。
そのほとんどは、MTUサイズの長パケットとコントロールパケットの短パケットである。
パケット生起分布
パケットネットワークでは、伝送したいデータを複数のMTUサイズのパケットに分割するため、
パケットの生起分布は、バースティとなる。
バースト長はTCPバッファサイズで規定されるとともに、
ACKの授受による往復遅延時間にも依存する。
単一キューイングモデル
キューイング長が1つで、クロストラフィックのパケット長が一定の場合、
キューイング時間分布は幅 L/R の矩形となる。
正し、P はパケット長、R は回線速度である。
ユニット関数を u(t) とすれば、
l(t) = u(t)-u(t-P_l/R)
s(t) = u(t)-u(t-P_s/R)
f(t) = (1 - p_l - p_s)d(t) + p_l l(t) + p_s s(t)
複数入力複数段キューイングモデル
F(s) = F_i(s) F_{i-1}(s) ... F_0(s) D(s)