ネットワークの高速化に伴い、PCを用いたソフトウェアタイムスタンプでは、精度が確保できなくなってきました。 そこで、FPGAを用いて10Gbpsおよび1Gbpsのワイヤレートで動作する、タイムスタンパを開発しました。
このタイムスタンパは、ネットワークの両端での Endo-to-End 計測はもちろん、 ネットワークの途中に複数配置することにより、1つのUDPパケットにカスケードにタイムスタンプを挿入することもできます。 しかも、ネットワークを非侵襲に計測するために、カットスルー動作し、通過遅延はパケットサイズに依らず一定値(400ns) となっている。
また、タイムスタンプを挿入するだけではなく、 ワイヤレートでも8ns精度のパケットキャプチャ機能およびパケット送出機能も有しています。
PUTS/X with XFP.
PUTS/G with 1000Base-T.
詳しくは、論文をご覧ください。