2023年3月15日
アナログ電話回線による標準時提供（テレホンJJY) は
2024年3月31日に終了します
NICTでは、日本標準時を生成すると共に、標準電波、光テレホンJJY、NTP等様々な方法で正確な時刻を配信しています。
このうちアナログ電話回線による標準時提供（テレホンJJY) は、2019年1月28日の報道発表の際に「2024年3月末には運用を終了させる予定」とお知らせしております。
終了の理由は、テレホンJJYシステムが製造から20年近くの時間が経過し、その維持が難しくなっていることに加え、日本国内のアナログ電話回線のＩＰ網化への設備切替が2024年1月1日以降に順次実施されることにより、テレホンJJYによる標準時提供方式では十分な時刻同期精度が得られなくなると見込まれることによるものです。
また、他に有線を利用した標準時提供方式である、「光テレホンJJY（光電話回線を利用した時刻供給サービス）」は2019年2月1日から正式運用を開始し、これまでテレホンJJYを利用してこられた皆様の代替手段となっております。現在そのアクセス数はテレホンJJYのそれを超え（下図参照）、順調に切り替えが行われているものと推察しております。
これらを踏まえ、予定どおり1年後の2024年3月31日をもって「テレホンJJY」のサービスを終了することといたします。
何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
問い合わせ先
国立研究開発法人情報通信研究機構 電磁波研究所
電磁波標準研究センター 時空標準研究室 日本標準時グループ
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