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各種時刻配信

電話回線による標準時提供(TEL-JJY)

時刻送出のタイミング等

 当システムの時刻データの送出タイミング規定は、以下の様になっております。

5.1 データの構成
5.1.1 データ形式
・ 非同期シリアル信号
データ長 8ビット
パリティー なし
ストップ・ビット 1ビット
Xon/Xoff あり
5.1.2 送出データの構成
・ スタート+8ビットデータ+ストップ の10ビット

送出データの内容は第3章を参照してください。

5.2 データの送出タイミング
5.2.1 1秒信号との同期点
◎ 時刻データの終端を示すキャリッジリターン(CR)コードのストップビット後端が、標準時の1秒信号の立ち上がりに同期します。
◎ 時刻データの時刻は、送られてきているデータのCRコードの後端が示す時刻とします。1秒信号よりあらかじめ早く送り出されます。

5.2.2 送出タイミングの規定点
 時刻データの秒信号との同期規定点は、時刻データ送出装置のモデム入力端としています。
5.3 回線遅延時間の測定のためのループ・バックの方法
 ループ・バックはリレー接点によるハードウェア・ループバックです。
5.4 遅延時間について
 計測される遅延時間は、
 ・往復の回線遅延時間
 ・時刻送出装置のモデム内(変復調)遅延時間
 ・受信装置等のモデム内(変復調)遅延時間
の合計値となります。
 遅延時間の測定・補正の方法について詳しくお知りになりたい方は、日本時計学会誌No.142(1992)「公衆通信回線による標準時供給システム」を参考にしてください(日本時計学会連絡先:(03)5814-5801)。