研究内容
実験室紹介(LANでの高精度時刻同期と位置情報)
LANにネットワーク時空情報サーバ(NSTサーバ)を接続すれば、
サブマイクロ秒精度で同期可能です。
更に、位置情報も利用可能となります。NSTサーバを利用した 高精度同期と位置情報システム入手ご希望の方はこちらへ。
■1. ネットワーク時空情報サーバ(NSTサーバ, マッチ箱(竹))
GPSアンテナをつなぐだけで、ネットワークに高精度な時空情報を配信します。
NSTサーバは 技術移転 により製品化されています。
また、NSTクライアントソフトウェアはNICTで開発したPIA方式を採用し、無償で提供しています。
■2. パケット到着間隔時刻同期方式(PIA方式)
時刻サーバが毎正秒に同期パケットを送出することにより、クライアントは 100 ナノ秒の精度で同期することができます。
しかも、クライアントには乗除・EEEZなどの複雑な機能は不要です。
■3. 通過型タイムスンタパ(PUTS)
ネットワークに挿入し、カスケードに精度 8ns のタイムスタンプを挿入します。 End-to-End で途中のネットワークの状態を調べることができるようになります。
■4. 汎用高速ネットワーク研究用モジュール(VHNM)
FPGA を中心に、2つのネットワークインタフェース(XFP, 10GbE まで対応)
外部同期信号入力、メモリ 1GB を有し、高速ネットワークの様々な研究に利用可能。
・通過型タイムスンタパ(PUTS)
・ネットワーク時空情報サーバ(NSTサーバ)
・NICT公開NTPサービス
などの研究に使われている。
■5. Linux での高精度タイミング
時刻取得関数に RDTSC を用いて、非RT-Linux でも、ソフトウェア処理だけでユーザランドで精度 37 ナノ秒のタイムスタンプを取得します。
本技術は、NSTクライアントに実装され、ライブラリが公開されています。
■6. ネットワーク遅延
■7. 位置情報
■8. 高精度時刻同期アプリケーション
・分散計測 制御
・通信システム
・ネットワーク
・リアルタイムシステム
■9. 標準規格と研究集会
・IEEE 1588, NTP (RFC 1305, 4330)
・PTTI, IEEE-FCS, EFTF, ATF, ISPCS
・IEEE INFOCOM, ACM SIGCOMM, ACM SIGCOMM IMC,
ACM SIGMETRICS, PAM
・電子情報通信学会 通信方式(CS)研究会,
ネットワークシステム(NS)研究会, 情報ネットワーク(IN)研究会,
コミュニケーションクオリティ(CQ)研究会